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世界名作リメイク童話

反転童話

よく知られた世界名作と昔話を新しい視点で読み直す、思考力・論述力の童話シリーズです。原典理解、反転読み、討論の問いを通して、批判的思考を育てます。

5-12세 34 本 3 サンプルプレビュー

第1巻

『白雪姫』の反転童話『ぽっちゃり姫』

もし白雪姫が美しくなかったら、どうだったでしょう?白雪姫が美しくなかったら、王子は白雪姫と結婚したでしょうか。なじみのある『白雪姫』の物語をひっくり返し、本当の美しさとは何かを考えさせる絵本です。外見や善良さに対する固定された基準を越えて、子どもが違った視点で物語を見つめ、自分の考えを育てられるようにします。

第2巻

『シンデレラ』の反転童話『魔法使いシンデレラ』

二十一世紀の望ましい女性像はシンデレラなのでしょうか。シンデレラが王子の助けなしに、自分で夢を見つけたらどうだったでしょう?王子を待つシンデレラの物語を新しく見つめ、自分で夢をかなえ、人生を切り開く姿勢の大切さを考えさせる絵本です。原作を批判的に読みながら、主体的な生き方と望ましい女性像について話し合えます。

第3巻

『人魚姫』の反転童話『愛を告白した人魚姫』

自分を犠牲にするだけの愛は正しいのでしょうか。人魚姫が王子に愛を告白していたら、どうだったでしょう?愛のために自分を犠牲にした人魚姫の物語を、別の角度から考えさせる絵本です。愛とは何か、愛のためには必ず犠牲が必要なのか、自分の気持ちを積極的に表すことがなぜ大切なのかを、子どもと一緒に話し合えます。

第4巻

『幸福な王子』の反転童話『幸福な王子の復活』

多く持っていれば、より幸せなのでしょうか。惜しみなく与えた王子に、何か返す方法はないのでしょうか。幸福な王子の分かち合いを通して、助けを必要とする人に自分は何を与えられるのかを考える絵本です。高価な物でなくても誰かを助けられることに気づき、創造的な分かち合いの方法を探します。

第5巻

『裸の王様』の反転童話『裸の詐欺師』

多くの人の意見に流されて自分の意見を言えないことは正しいのでしょうか。もし家来が王様の服は見えないと言っていたら、どうなったでしょう。見えない服を見えると言った理由を考え、嘘と偽善を批判的に見つめる絵本です。正直に言った子どもと大人たちの態度を比べながら、正直さの価値と勇気を学べます。

第6巻

『ヘンゼルとグレーテル』の反転童話『魔女の夢』

名作童話では、なぜ魔女を悪い人として描くのでしょう?魔女が悪い人ではなかったら、どうだったでしょう?道に迷った状況で、どう問題を解決できるかを想像し考えさせる絵本です。動物に道を尋ねたり自然を観察したりするなど、さまざまな方法を思い浮かべながら、創造力、問題解決力、空間認識力を育てられます。

第7巻

『マッチ売りの少女』の反転童話『メリークリスマス』

アンデルセンはなぜ『マッチ売りの少女』を書いたのでしょう?マッチ売りの少女も幸せな社会を作ることはできないのでしょうか。困難の前で受け身にとどまるのではなく、積極的で前向きな態度で問題を解決する方法を考えさせる絵本です。子どもが自分の悩みを話し、解決のための具体的な方法を探しながら、生活の中で自信を育てられるようにします。

第8巻

『オズの魔法使い』の反転童話『うそつき魔法使い』

自分が望むものを得るには、どうすればよいのでしょう?ドロシーと仲間たちが、魔法ではなく自分の努力で望むものを見つける方法はないのでしょうか。オズを訪ねた登場人物たちに、本当に魔法使いの助けが必要だったのかを考えさせる絵本です。かかし、ブリキの木こり、ライオンが自分の望むものを自ら見つけていく過程を通して、子どもは自分の中の可能性と努力の価値に気づけます。

第9巻

『ロミオとジュリエット』の反転童話『知恵で愛をかなえたロミオとジュリエット』

親が反対する愛を最後まで押し通すことは、正しい姿勢なのでしょうか。ロミオとジュリエットは家同士を和解させ、愛をかなえることはできなかったのでしょうか。ロミオが逃げる代わりに自首していたら物語がどう変わったかを考えさせる絵本です。同じ出来事でも選択によって違う結果を生むことを示し、責任ある行動、許し、対話の可能性について話し合えます。

第10巻

『ジャン・バルジャン』の反転童話『愛のこもったかご』

動機に関係なく、罪だけを見て罰を下すことは正しいのでしょうか。司教に助けられたジャン・バルジャンは、どんな市長になったのでしょう?ジャン・バルジャンの物語を通して、過ちに対する罰が適切か、よりよい解決方法は何かを考えさせる絵本です。問題点を見つけ、代案を示す過程を通して、子どもの判断力と論理的思考力を育てます。

第11巻

『ハーメルンの笛吹き男』の反転童話『ネズミになった子どもたち』

ハーメルンの大人たちが約束を守らなかったことは正しかったのでしょうか。ハーメルンの大人たちに、笛吹き男との約束を守らせる方法はないのでしょうか。なくなってほしいものと、もっと増えてほしいものを、子どもが自由に想像できる絵本です。反対の場合も一緒に考えながら創造的に考える習慣を育て、自分の考えに理由を添えて話す力を伸ばします。

第12巻

『首飾り』の反転童話『マチルドの宝物』

人から首飾りを借りてまで自分を飾ろうとしたのは、正しい姿勢だったのでしょうか。マチルドがお金で買わずにドレスを着る方法はなかったのでしょうか。外見の美しさより、自分の中の才能と本当の価値を見つけることが大切だと教える絵本です。マチルドが虚栄心を捨てて自分の力を見つけていく過程を通して、内面の美しさと自尊心を考えさせます。

第13巻

『ヴェニスの商人』の反転童話『シャイロックの涙』

シェイクスピアがシャイロックを悪く描いたのは、ユダヤ人への人種差別ではないでしょうか。シャイロックは初めからお金だけに執着する悪い人だったのでしょうか。『ヴェニスの商人』のシャイロックを新しい視点で見つめ、一人の人物がなぜそのような行動をしたのかを考えさせる絵本です。差別や偏見、公正な判断について問いかけ、子どもが批判的思考とバランスの取れた視点を育てられるようにします。

第14巻

『フランケンシュタイン』の反転童話『父を探す怪物』

外見より心が大切だということを、どうすれば分かるのでしょう?怪物のやさしい心に気づいてくれる人はいないのでしょうか。怪物を作った博士の行動を通して、責任感について考えさせる絵本です。誰かを作り、世話することには責任が伴うという事実を理解し、外見だけで人を判断する態度についても話し合えます。

第15巻

『賢者の贈り物』の反転童話『消えた贈り物』

いちばん大切なものを贈り物として分け与えるなら、惜しくないのでしょうか。デラが高価な贈り物ばかりを望む欲張りになっていたら、どうだったでしょう?いちばん大切なものを売らなくても気持ちを伝えられる贈り物とは何かを考えさせる絵本です。お金で買う贈り物より、真心と誠意のこもった贈り物の意味を振り返り、感謝と愛を表すさまざまな方法を学べます。

第16巻

『黄金の脳を持つ男』の反転童話『黄金の脳を何に使う?』

自分を犠牲にして人を助ける行動は、いつも正しいのでしょうか。黄金の脳をどのように使うことが、いちばん価値あることなのでしょう?特別な能力をどう使うことが価値あることなのかを考えさせる絵本です。自分の才能を利己的に使うことと、他の人のために使うことの違いを比べながら、能力と責任について判断する力を育てられます。

第17巻

『最後の一葉』の反転童話『ツタの贈り物』

つらく難しいことをどう乗り越えればよいのでしょう?ジョンシーが希望を持って生きようと努力できる方法はないのでしょうか。ツタの冬越しと最後の一葉の物語をつなげて考えさせる絵本です。科学的知識と文学的想像力をともに使いながら、自然の原理を理解し、物語を新しく見つめる総合的な思考力を育てます。

第18巻

『青い鳥』の反転童話『青い鳥になった子どもたち』

幸せを探すことは難しいことなのでしょうか。チルチルとミチルが青い鳥なら、ほかの人々に幸せを届けたでしょうか。幸せは遠くにあるのではなく、心と行動の中で見つけられることを知らせる絵本です。所有からくる幸せと、分かち合いからくる幸せの違いを考えながら、みんなが一緒に幸せになる生き方の価値を学べます。

第19巻

『死神』の反転童話『父の愛』

犠牲なしに幸せになることはできないのでしょうか。若者がもう一度新しい人生を生きるなら、どのように生きたでしょう?王の犠牲を通して、本当の愛と幸せとは何かを考えさせる絵本です。自分より大切な命のために犠牲になる心を見つめながら、親の愛と献身の意味を子どもが自然に感じられるようにします。

第20巻

『フンブ伝』の反転童話『ノルブ伝』

フンブだけが善良で、ノルブから学ぶことは何もないのでしょうか。フンブがツバメの助けで一夜にして大金持ちになるのは正しいのでしょうか。フンブはツバメの助けなしに豊かになれないのでしょうか。『フンブ伝』を新しい視点で読み、善良に生きることと自分の努力で得る達成の意味を考えさせる絵本です。幸運で得た富と自分の力で成し遂げた富を比べながら、批判的思考と主体的な生き方を育てられます。

第21巻

『仙女と木こり』の反転童話『木こりの後悔』

木こりが仙女の服を盗んだことは正しかったのでしょうか。仙女はなぜ天の国へ戻ったのでしょう?『仙女と木こり』の物語を、今日の視点から見直させる絵本です。木こりの行動がなぜ問題になり得るのかを考え、相手を尊重して関係を結ぶ正しい方法を探せるよう導きます。

第22巻

『コンジとパッチ』の反転童話『コンジの誤解』

昔話に出てくる継母は、なぜみんな悪い人なのでしょう?コンジが継母の本心を誤解していたら、どうでしょうか。『コンジとパッチ』の継母に対する固定されたイメージを批判的に見つめさせる絵本です。多様な家族の形がある現代の視点から偏見や先入観を振り返り、時代に合った新しい価値観を考えさせます。

第23巻

『別主簿伝』の反転童話『ウサギの約束』

竜王の命は大切で、ウサギの命は大切ではないのでしょうか。ウサギの命を守りながら竜王の病気を治す方法はないのでしょうか。嘘がなぜよくないのか、善意の嘘をどう考えるべきかを問いかける絵本です。さまざまな状況で正直さと思いやりを一緒に考え、よい心と判断力を育てます。

第24巻

『ウサギとカメ』の反転童話『川に出会ったウサギとカメ』ほか一編

ウサギとカメがかけっこをしたことは公平だったのでしょうか。ウサギとカメは競争相手ではなく、友だちになることはできないのでしょうか。なじみのある『ウサギとカメ』に新しい状況を加えて、反転童話を作ってみる絵本です。ゴールの前に川があったら、カメがウサギを起こしていたら物語がどう変わるかを想像し、創造力と批判的思考力を育てられます。

第25巻

『青ガエル』の反転童話『私もお母さんに小言を言いたいです』

子どもの青ガエルの行動にも理由があったのではないでしょうか。子どもの青ガエルとお母さん青ガエルが、互いの気持ちを知る方法はないのでしょうか。青ガエルの物語を通して、雨の日にカエルが鳴く理由を科学的に考えさせる絵本です。昔話と生態の知識を結びつけ、複数の教科の知識を統合して考える力を育てます。

第26巻

『牛になった怠け者』の反転童話『木になった働き者』

怠けることは、いつも悪いだけなのでしょうか。怠け者の少年が、もし仕事しか知らない人だったらどうだったでしょう?勤勉とは何かを子ども自身に考えさせる絵本です。生活の中で直すべき怠けた習慣を振り返り、よりよい態度を持つためにどんな努力が必要かを具体的に話し合えます。

第27巻

『仲のよい兄弟』の反転童話『稲束を盗んだ兄弟』

自分の分を守らず、犠牲ばかりにすることは正しいのでしょうか。兄弟が稲束をもっと取ろうと欲張ったら、どうだったでしょう?互いを思いやる心と、自分の欲だけを満たそうとする心が関係をどう変えるのかを考えさせる絵本です。兄弟の物語を新しく想像しながら、思いやりと欲の違いを子どもが自分で気づけるようにします。

第28巻

『オキナグサ』の反転童話『美しさをくれる花の種』

長女が祖母にした行動は正しかったのでしょうか。長女が自分で自分の過ちに気づく方法はないのでしょうか。祖母や祖父を見つめる子どもの考えを振り返らせる絵本です。年を取るとはどういうことか、年寄りを恥ずかしがったり遠ざけたりする態度が相手にどんな気持ちを与えるかを考えながら、共感と尊重を学べます。

第29巻

『魔法の壺』の反転童話『本当の父は誰?』

真心まで、偽物がまねできるのでしょうか。役人の本当の父を見つけ出す方法はないのでしょうか。魔法の袋のように簡単に得る幸運が本当に良いものなのかを考えさせる絵本です。幸運のよい面とよくない面を一緒に想像し、欲と分かち合い、責任について子どもが自由に考えを広げられるようにします。

第30巻

『餅せいろ取り』の反転童話『餅を拾ってあげる』

負けることが明らかな賭けを受け入れたヒキガエルの態度は正しかったのでしょうか。仲よく餅を分けて食べる方法はないのでしょうか。トラとヒキガエルの物語を通して、それぞれの長所と他の人の立場を考えさせる絵本です。自分の得意なことを見つけ、不公平な賭けを持ちかけられたときにはっきり断る態度も学べます。

第31巻

『雄牛とマクワウリ』の反転童話『雄牛と三百両』

欲しいものを言えなかった欲張りな農夫の態度は正しかったのでしょうか。マクワウリではなく、ほかのものを求めていたらどうなったでしょう?大きすぎる報酬が人の欲を大きくすることを考えさせる絵本です。報酬が適切かどうか、報酬があるときとないときで行動がどう変わるのかを話し合い、批判力と論理力を育てます。

第32巻

『パクソク峠』の反転童話『世界でいちばんおいしい食事』ほか二編

自分を犠牲にしてまで親に孝行すべきなのでしょうか。若者が親孝行な人でなかったら、どうだったでしょう?孝行とは何か、親のためにできることは何かを考えさせる絵本です。単に望むことをしてあげるだけでなく、相手の気持ちや状況を思いやる、さまざまな孝行の方法を学べます。

第33巻

『豚はお金を払って食べると思っていた』の反転童話『豚がつけで食べてよいの?』

豆腐をつけでほしいと言うのは正しい行動でしょうか。旅人が豆腐を食べる豚を追い払っていたら、どうだったでしょう?人に分け与える喜びと、施す生き方の意味を考えさせる絵本です。自分の持っているものを分けると物は減るかもしれませんが、心はより豊かになり得ることに気づかせます。

第34巻

『ハリネズミとウサギ』の反転童話『公平な試合、正当な勝利』

ハリネズミがウサギをだまして勝ったことは正当なのでしょうか。ハリネズミがウサギに勝てる正当な方法はないのでしょうか。ハリネズミとウサギの競争を通して、公平な競争と正当な勝利とは何かを考えさせる絵本です。互いの長所と短所を見つめ、だましではなく正しい方法で勝つ道を想像しながら、批判的思考と創造力を育てられます。